強迫性障害

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ocd強迫性障害とは?

ocd強迫性障害とは?

強迫性障害とは、現実にはほとんど起こり得ない不安にとらわれ、その不安を解消するために過剰な行動を繰り返してしまう障害です。
よく知られた例としては、「カギをかけていないような気がして、何度も自宅に帰り確認する」といったものが挙げられます。
この行動により仕事や約束に遅れてしまっても、それでもなお繰り返してしまうのです。

このように、強迫性障害は日常生活・社会生活に大きな支障をきたします。
発症率は1~2%ほどで、それほど珍しくはありません。
また傾向として、若い世代での発症が目立ちます。

ocd強迫性障害の主な症状

強迫性障害は、不安があおられる非現実的な事柄を思い浮かべる「強迫観念」、そしてその不安を解消するための「強迫行為」が症状として現れます。

強迫観念 強迫行為
「手や身体が汚れている気がする」 何度も繰り返し手を洗う・消毒する・入浴する
「カギをかけ忘れたかも」「ガスの元栓を閉めていないかも」 何度も自宅に確認しに戻る・過剰な指差し確認をする
「自分が誰かに危害を加えたかも」 テレビや新聞を確認する・警察に確認する
「仕事や家事の手順を間違えるととんでもないことになる」 どんなときも同じ手順で仕事や家事を進める
「物の配置がずれており良くない」 その場では不要・不適切な行為であっても気になって仕方がない・実際に物を動かす
「幸運な数字は〇、不吉な数字は△」 幸運な数字がない、不吉な数字があることにいても立ってもいられなくなる

 

他の病気・障害との合併

強迫性障害は、うつ病、摂食障害、強迫性パーソナリティー障害などと合併することが少なくありません。
合併している場合には、各病気・障害の症状もみられます。

電話078-325-3033

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