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dementia認知症とは?
認知症とは、後天的な脳の障害によって認知機能が持続的に低下し、日常生活・社会生活への支障が大きくなっていく病気です。
2020年時点で65歳以上の方の認知症有病率は16.7%です。
日本は長寿国ということもあり、この割合が高くなっており、2030年には20%を超えると予想されています。
約束などを覚えられない、これまで当たり前にできていたことができなくなるといった認知機能の低下に加え、怒りっぽくなる、徘徊するといった症状も現れます。
dementia認知症の主な症状
- 記憶力の低下
- これまでできていたことができなくなる
- 言葉、認識力の低下
- 不安
- 幻覚
- 妄想
- うつ症状
- 興奮
- 暴言、暴力
- 徘徊
など
認知症の実際
より具体的な認知症の症状例をご紹介します。
- 今朝朝食を食べたかどうかを思い出せない
- 同じことを何度も聞く
- いつも物を探している
- 昔からの知り合い、家族の名前が出てこない
- 同じものをいくつも買ってくる
- 日時、曜日が分からなくなる
- 歩きなれた道で迷う
- 預金の出し入れができなくなる
- 仕事、家事の段取りが悪くなる
- 料理、掃除、洗濯といった家事ができなくなる
- 身だしなみに気を使わなくなる
- 食べこぼしが多くなる
- 失禁することが多くなる
など
dementia認知症の原因
認知症の原因には、アルツハイマー病、脳出血・脳梗塞・くも膜下出血に伴う脳血管障害、レビー小体病などの疾患が挙げられます。
もっとも多いのが、全体の約6割を占めるアルツハイマー病による「アルツハイマー型認知症」です。
脳血管障害による血管性認知症、レビー小体病による「レビー小体型認知症」がそれに続きますが、いずれも全体の1割以下です。
それ以外にも、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症などが認知症の原因になることがあります。